インプラント

インプラントとは

インプラントとは

インプラントは、歯を失った部分にチタン製の人工歯根(インプラント体)を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯を装着する治療です。
入れ歯やブリッジのように周囲の歯を削ったり、バネで支えたりする必要がなく、天然の歯に近い噛み心地と自然な見た目を取り戻すことができます。
人の噛む力は最大で50〜60kgともいわれ、天然歯は顎の骨にしっかり根づくことでその力に耐えています。インプラントも同じように骨と強く結合するため、硬いものでもしっかり噛める安定性が得られる特徴があります。

インプラントの構造

インプラントは、天然の歯と同じようにしっかり噛める仕組みを再現するため、主に3つのパーツで構成されています。
それぞれの役割が組み合わさることで、安定した噛み心地と自然な見た目を実現します。

インプラント体(人工歯根)

インプラント体(人工歯根)

顎の骨に埋め込む、インプラントの「根っこ」となる部分です。身体になじみやすく、骨と強く結合するチタンまたはチタン合金が使用されます。

アバットメント(連結部分)

アバットメント(連結部分)

インプラント体と人工歯をつなぐ役割を担うパーツです。人工歯根を保護し、人工歯を安定して固定します。

上部構造(人工歯)

上部構造(人工歯)

見た目の歯の部分にあたります。材質には様々な種類があり、それぞれ強度や美しさが異なります。

  • レジン(プラスチック)
  • セラミック
  • ハイブリッドセラミック
  • 金合金 など

インプラントの条件

  1. 十分な骨量と健康な歯槽骨があること

    インプラントは顎の骨に人工歯根を埋め込むため、土台となる歯槽骨が健康であることが大切になります。骨が不足している場合は、骨造成などの処置で対応します。

    骨造成の種類

    • 骨移植法骨再生誘導法(GBR)
    • サイナスリフト など
  2. 全身の健康状態が良好であること

    インプラントは外科処置を伴うため、全身の健康管理が重要になります。持病(心疾患、糖尿病など)がある場合は、症状の程度によっては治療が難しいことがあります。
    また、顎の骨が成長途中の子どもはインプラントに適していません。

  3. 治療後のメンテナンス

    インプラントを長持ちさせるには、歯科医院での定期メンテナンスと毎日の丁寧なブラッシングが大切になります。
    インプラントもメンテナンスをおこなわないと、歯周病に似たインプラント周囲炎を引き起こしてインプラントが抜け落ちてしまうことがあります。

こんなお悩みはありませんか?

  • 抜けた歯を自然に補いたい
  • 入れ歯やブリッジに違和感がある
  • 健康な歯を削らずに治療したい
  • 金属のバネや留め具が気になる
  • 自分の歯で噛んでいる感覚を取り戻したい

インプラントのメリット・デメリット

メリット

  • 周りの歯に負担をかけない

    抜けた歯の部分だけに人工歯根を入れるため、隣の健康な歯を削らずに治療できます。部分入れ歯やブリッジとは異なり、単独での治療が可能です。

  • 天然歯に近い感覚で噛める

    インプラントが顎の骨と結合するため、入れ歯では味わえない噛みごたえが得られます。留め具もなく、自分の歯のような感覚で食事ができます。

  • 残っている歯への負担が少ない

    噛む力が顎の骨で支えられるため、他の歯に過剰な負担がかかりません。

  • 見た目が自然で審美性に優れる

    歯茎から歯が生えている状態を再現でき、天然歯と区別がつかない自然な仕上がりになります。

デメリット

  • 手術が必要で治療期間が長い

    顎に人工歯根を埋め込む外科手術をおこない、骨と結合するまで時間がかかるため、治療完了までに数か月かかります。

  • 保険が適用されない

    保険適用外のため、自費診療となり治療費が高額になります。

  • 治療が適応できない場合がある

    糖尿病や全身疾患、顎の骨の状態によっては治療が制限される場合があります。また、成長期の子どもには適していません。

  • 正しい清掃とメンテナンスが必要

    インプラント周囲炎のリスクがあるため、丁寧なブラッシングと歯科での定期メンテナンスが欠かせません。歯茎との境目に汚れがたまりやすいため、磨き方のコツを習得する必要があります。

当院の取り組み

精密な検査・治療

POINT1 精密な検査・治療

歯科用CTで3次元画像を撮影して顎の骨の量や血管・神経の位置などを詳細に確認し、インプラントの埋入位置や角度を事前にシミュレーションします。また、サージカルガイドも使用することで、精密な治療につなげています。

納得の治療

POINT2 納得の治療

インプラントは外科手術を伴い、治療期間も長いため、患者様との信頼関係を大切にしています。カウンセリングの際に、お悩みやご希望を丁寧にお伺いした上で、お口の状況を踏まえた治療計画や費用をご説明します。
患者様に十分にご理解・ご納得いただいた上で治療を開始いたしますので、お悩みがありましたらお気軽にご相談ください。

難症例への対応

POINT3難症例への対応

骨量が少ない方や全身疾患のある方など、一般的な治療が難しいケースにも対応しています。医科と連携し、全身の健康状態を考慮した治療をおこなえる体制も整えています。

治療の流れ

STEP 01

検査・カウンセリング

レントゲンや歯科用CTを用いて、お口の状態を詳しく確認します。
CTデータをもとに、顎の骨の状態や血管の位置などを確認し、治療計画を立てていきます。
カウンセリングでは、治療内容や流れについて説明し、ご希望や不安もお伺いします。

STEP 02

術前クリーニング

インプラント手術に備え、口腔内を清掃して細菌の数を減らします。
感染のリスクを抑えるために行う工程です。

STEP 03

インプラント手術

麻酔を使用し、顎の骨にインプラント体を埋め込みます。
手術方法は、1回で行う方法と2回に分けて行う方法があり、状態に応じて選択します。

1回法

インプラント体を埋める部位の粘膜を切開し、骨を露出させて専用ドリルで穴を開けます。そこにワンピースインプラントを埋め込みますが、ツーピースインプラントの場合には、インプラント体を埋め込み、同時にアバットメントを連結します。

2回法

インプラント体を埋め込む工程は1回法と同様ですが、インプラントはアバットメントが分かれているツーピースインプラントを使用します。インプラント体を埋め込んだ後、上部の穴にカバーを装着し、切開部を縫合して1次手術は終了です。
1次手術から数か月経ったら(上顎は5か月前後、下顎は3か月前後が目安)2次手術を行います。2次手術はカバーの上の粘膜を切開し、カバーを除去して仮のヒーリングアバットメントを連結します。粘膜が治癒したら(2~3週間が目安)本物のアバットメントを連結して終了です。

STEP 04

人工歯の作成と装着

2次手術後、歯茎の状態が落ち着いてきた段階で、型取りを行い仮歯を作製します。
仮歯を装着した際には、かみ合わせの具合や舌に触れたときの違和感、頬を噛んでしまわないかなどを確認し、必要に応じて調整を行います。
その後、最終的な人工歯が完成したら、アバットメントに装着して治療は終了となります。

STEP 05

人工歯の作製・装着

歯茎の状態が安定したら型どりを行い、仮歯で噛み合わせなどを確認します。
調整後、完成した人工歯を装着します。

STEP 06

メンテナンス

インプラントを良好な状態で使い続けるためには、日常のお手入れと定期的な経過確認(メンテナンス)が重要です。
清掃については、歯科衛生士が専用の歯ブラシなどを用いながら、ご自宅でのケア方法をお伝えします。
また、定期的な通院では、かみ合わせの状態を確認するとともに、レントゲン撮影を行い、インプラントの周囲の骨に変化がないかなどを確認します。
装着後は1か月、3か月、6か月、1年といったように、1年以内は比較的短い間隔で経過を確認し、その後は特に問題がなければ年1回を目安にメンテナンスを行います。

リスク・副作用

  • 歯の質や状態には個人差があるため、ホワイトニングの感じ方には違いが出ることがあります。
  • ホワイトニング剤の影響により、一時的に歯がしみることがあります。
  • 抗生物質の影響などで歯の変色が強い場合、白さの変化を感じにくいことがあります。
  • 妊娠中や授乳中の方は、ホワイトニングを控えることが望ましいとされています。
  • ホワイトニングは、お口の中にトラブルがない状態で行うため、施術前に虫歯や歯周病の有無を確認し、必要に応じて歯石除去などを行います。
  • 施術後も歯みがきは通常どおり行えますが、直後は歯の表面が刺激を受けやすいため、研磨剤を含まない歯みがき剤を使用することが勧められる場合があります。
  • 施術後の飲食は可能ですが、施術後24時間以内は酸性の飲食物、48時間以内は色の濃い飲食物や喫煙を控えることが望ましいとされています。

費用について

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※費用はすべて税込み表記です。